筑波大学ハンドボールコーチング論研究室Laboratory for Handball Coaching Studies

研究室紹介

研究室のミッション

私たちは未来から「スポーツ」を託されています1)。コーチは,選手やスポーツそのものの未来に責任を負っていることを常に自覚して,選手やチームの育成に取り組まなければなりません。また,根拠のある判断のもとトレーニング計画を立案し,その時その場でできる最善のコーチングを実践するとともに,より専門性の高いコーチングができるように日々研鑽する必要があります。

筑波大学ハンドボールコーチング論研究室では,子どもたちがハンドボールを楽しみながら確かなスキルを身につけられるコーチング理論,競技者やチームの能力を最大限に引き出し,持続的に向上させられるコーチング理論を探求しています。また,理論を実践活動に応用し,新しい時代にふさわしいハンドボールコーチングを創造し,発信しています。

 1)スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議報告書(文部科学省,2013)

研究室の特徴

「競技」「研究」「教育」を好循環させています

ハンドボールの国内トップレベルの選手およびチームを育成すること(競技),その活動実践および成果を分析評価し,合理的なコーチング理論を構築すること(研究),研究成果をもとに教育活動を行い,新しい時代のコーチングを担える人材を輩出すること(教育)を循環させています。

グローバルな視点を持っています

ヨーロッパ諸国の大学へ留学し,ハンドボールコーチングに関する理論と実践を本場で学ぶ学生,アナリストとして日本代表チームの情報分析に携わる学生が多いです。また,海外の研究者やコーチを招いて,ハンドボールに関する最新の研究方法やトレーニング実践を学ぶ機会が多いです。

コーチングに関する実践力を養成しています

総合型地域スポーツクラブにおけるハンドボールの指導,小学校におけるハンドボールの授業指導,中学校・高等学校・大学のクラブ活動指導などを通して,コーチに求められる資質や能力,哲学や倫理を理解し,さまざまな問題に対処できる専門的な指導力を身につけられます。

開設授業

体育専門学群体育学学位プログラム(大学院博士前期課程),コーチング学学位プログラム(3年制博士課程)のそれぞれで,ハンドボールコーチングに関する基礎理論,応用理論,実践理論,ならびに研究方法論について学習します。

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